津祭 津のイベントの一つの津祭には古くからの歴史がございます。寛永9年(1632年)に、藤堂高虎「津城藩主」の後2代藩主になられた、藤堂高次が八幡神社を現在の地(以前は垂水の山にあった)に移し、同時に慶長13年(1608年)に津城に入府した藩祖高虎の霊をまつりました。
そこで、高次は、八幡神社に社領300石を与え、各町に祭礼を営むように命じました。 そして、3年後の寛永12年(1635年)に藩費を貸し出し、津町にまつりを奨励したことによって盛大になったのが、「津まつり」の起源とされ、360有余年の歴史を誇る伝統行事として親しまれています。かつての津まつりは、津市の南にある八幡神社の祭礼として、各町の出し物が隊列をなして練り歩き、非常に大規模なまつりとして賑わいました。
現在は、古くから伝わる伝統芸能である「唐人踊り」「しゃご馬」「八幡獅子」「入江和歌囃子」などに加え、「高虎太鼓」や和船山車「安濃津丸」、総おどりやフリーマーケット、各種ステージイベントなど市民あげてのまつりとして多くの人手で賑わいます。資料「津市役所きょうみ津々24」より
日 時 毎年 十月 体育の日
場 所 津フェニックス通り、お城公園、お城西公園、観音公園とその周辺をメイン会場とした市内各所 |